早く手を打たないと10年以内に国債が暴落?・・・・・三菱UFJ銀行の頭取の発言 [記事まとめと意見]

今、国と地方自治体の債務残高は1,176兆円、国民ひとり当り922万円だそうです。

この瞬間も利子がついてどんどん増えています。

イタリアでは1997年には国債の自国民の保有比率は80%を越していましたが、財政危機を恐れて手放す人が増えて60%に下がり、ギリシャやポルトガルにつづいて不安を招いています。


日本ではまだ93.6%の自国保有率ですが心配な状況が出始めています。

今までは政府が国債を出すそばから国内の金融機関が引き受けていました。

しかし、金融機関がその資金とする国民の貯蓄は 高齢化で取り崩しが進み、
さらに円高や資源価格の高騰で 企業の利益が低くなっているので、ますます国債購入に回る資金が減っているのです。

国債残高の国内保有比率は2020年には79.8%にまで低下すると予想されています。

海外投資家が介入してくると 高い利回りを求めるので、国債の下落リスクが高まり
マネーゲームの的になれば どんどん信用が落ちてきます。

自民党の長い無計画な行政のもとで作られた膨大な国債(国家の赤字)について 民主野田政権はどこまで本気で考えているのでしょうか。・・・・・臨時国会を本日さっさと閉じてしまいました。


大震災の復興や原発事故の処理費用の額は未知数で、債出は十数年高く続くでしょう。

TPPは参加してもプラスにならず 日本を空洞化する恐れがあるので、もっと事態が悪化するかも知れません。


12/7の新聞の投書欄で78歳の女性が 原発の責任について書いた文で「政治は必ずしも信用できない。国民おのおのの自覚が無ければ日本の未来は無い」と結んでおられたのが印象的でした。
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